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フリースタイル・ケアワーカーとは
組織や時間などにとらわれず、
介護施設で働く介護職の新しい呼び名
副業や兼業などのように一つの組織にとらわれずに自分の可能性を追求する人や、パートや非常勤のように決まった時間にとらわれず、自分の都合や施設の求める時間に合わせて働き、やりがいを追求する人などが当てはまるでしょう。
これから介護施設で副業や兼業など、介護施設で働いてみたいとお考えの方は、働く上で次のようなメリットやデメリットが考えられますので十分に検討してから働くことをお勧めします。
本人
メリット
仕事を増やすことにより収入を増やせる
本業では得られない知識、経験を得ることができる
収入額を気にせず「やりたいこと」に挑戦できる
本業での収入を得ながら、転職や起業などの準備を、余裕をもって進めることができる
デメリット
本業と副業の両方での就業により労働時間が長くなり、過重労働となる可能性がある
充分な休息を取れないことで、生産性が落ちる可能性がある
勤務時間や日数が少ない場合、まとまった収入を得にくい
労働日数・時間が短い場合は、雇用保険の適用対象とならない可能性がある
※特に24時間365日稼働している老人ホームなどでは、過重労働による健康への影響、情報漏洩など、さまざまリスク管理が本人にも企業にも求められますので注意が必要です。
Startup
導入について
介護人材の雇用が年々難しくなっている今、副業や兼業などで介護資格を持つ職員を雇用することは、介護施設にとってとても意義のあることです。
しかし、法律や制度がまだ十分に整っていない面もありますので介護施設がフリースタイル・ケアワーカーを導入するには次のようなメリットやデメリットを考慮したうえで検討を進めることをお勧めします。
導入に当っては、厚生労働省が発行している「副業・兼業に関するガイドライン」をよく読まれることをお勧めします。
副業・兼業に関するガイドラインのダウンロードはこちら
企業側
メリット
優秀な人材の獲得及び流出防止
新たな知識、顧客、経営資源の獲得
人材育成への好影響
デメリット
本業への支障
人材流出の可能性
従業員の健康に対する配慮
情報漏洩等、様々なリスク管理の必要性
※特に24時間365日稼働している老人ホームなどでは、過重労働による健康への影響、情報漏洩など、さまざまリスク管理が本人にも企業にも求められますので注意が必要です。
導入の準備
以下の準備を整えておくことが大切です。
1
仕事の質を保つためにマニュアル等の整備
2
人材を必要とする時間帯や仕事を切り出し
3
職務記述書などを作成し、勤務日や時間、仕事の内容等の明確化
職務記述書例のダウンロードはこちら
4
多様な人材を管理、育成するリーダー等を決めておく
多様な人材を管理、
教育するリーダーの育成